皆さんこんにちは。wakuworks”ワクワクする”blogにお越しいただきありがとうございます。
シロクマさんと聞いて皆さんは何が思いつきますか?
ホッキョクグマ?アイス?NORDISK?
そう!NORDISK!!と思いついたあなたはキャンプ中毒な人ですね!
そんな私もその1人です!
キャンプブームや取扱店が増えたこともあってか、近年NORDISKのテントを見かけることも増えてきましたよね。
中でも多いのは『Asgard 12.6』ですかね? (以下写真https://japan.nordisk.euより引用)
※この記事には一部PRが含まれます
実際、私もこのAsgardを見て一目惚れ。
その後、熱心に調べて調べて…我が家にもシロクマさんが来ましたとさ。
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ではなく(汗)
前置きが長くなりましたが、ここでは我が家の主力テント、NORDISK『Utgard13.2』をご紹介いたします。
素敵だと思いませんか?
【スペック紹介】
定員:2~8人
本体サイズ:430×295×240cm
収納サイズ:124×35cm
カラー:ナチュラル
重量:22.5kg
素材:テクニカルコットン/コットン35%ポリエステル65%
耐水圧:350mm
価格:151,800円(税込)2021年3月現在
※注意:ジップインフロア、インナーキャビンは別売りです。
【私が購入する上で気になったこと】
①コットン素材って耐水性は本当に大丈夫?
②テントの設営は1人で出来るか?(あまり時間もかけたくない)
③ジップインフロア(フロアシート)、インナーキャビンも一緒に購入すると金額は?
※我が家のスペックは6人家族(チビーズ4人は小学生以下)。サイトはオートキャンプ専門。
では早速、疑問について
①コットン素材って耐水性は本当に大丈夫?
耐水圧350mmと言われてピンとくる方は問題ありませんが、皆さんはどうでしょう?正直私はピンときませんでした(汗)
因みにスノーピークのテント(ドックドームpro.6ともなると)は…1,800mm!約3倍!!!そう思うと少し心配になりますよね(汗)
ですが、一般的に傘の耐水圧が200mm~500mmが多い様です。これを知ると案外大丈夫じゃん!と思ってしまった私!!(テントの場合は、一晩中雨にさらされる事になるので一概に比較は出来ませんが…)
まぁ実際に使っている先輩方もいるわけだし、大丈夫なんだろう!と案外前向きに解決!
②テントの設営は1人で出来るか?(あまり時間もかけたくない)
我が家は購入当時、子供はまだ小さく、設営は極力1人で短時間で行える事を重要視していたので、これは大切な要素でした。Utgardは大型テントですが、ワンポールタイプのテントなので案外時間はかかりそうにありませんでした。実際、15~20分程度で設営可能です。
③ジップインフロア(フロアシート)、インナーキャビンも一緒に購入すると金額は?
こことても大事ですよね!?実際、Utgardは本体(上記の写真)のみで、フロアシートとインナーは付属していません。
因みに価格は、、、
本体:151,800円(税込)
ジップインフロア:58,300円(税込)
※注意:現在、公式サイトで確認できず、販売当時の価格表記となっています。
インナーキャビン:41,470円(税込)
合計:251,570円(税込)
いや~かなりパンチの効いた金額だと思いませんか(汗)勢いで買うにはかなりの勇気が必要です。
私は色々調べ上げた挙げ句、この様に買いました。
・ヒマラヤスポーツで本体を購入。(当時の20%オフセールで購入)
・楽天ショップでジップインフロアを購入。(最安店で購入)
・インナーキャビンをwiggleで購入。(wiggle←馴染みのないかともいるかもしれませんが、結構穴場です!)
※↑これらの情報はいずれ発信しますね。
それぞれ購入時期はずれていますが、本体『118,040円』ジップインフロア『32,000円』インナーキャビン『18,837円』で合計『168,877円(税込)』で購入しました。※消費税が10%以前(8%)の購入です。
我ながらなかなか上手に買い物したと思っています。
気になる方は今すぐwiggleをチェック!
【使ってみて気づいたこと】
これからUtgardに限らず、NORDISKのテント、コットンテントを検討している方の参考になれば嬉しいです。
“良かったこと”
①見た目!
実物を建ててみて更に惚れなおしました。とても素敵です。ナチュラルカラー好きの人にとってはもう100点じゃないでしょうか?今でこそシロクマテントを見かけることも増えてきましたが、キャンプ場で他の方から声をかけてもらえることも何度もありました。シャイな私としてはこれだけでも買って良かったと思いました。
②耐水圧!
心配の必要はありませんでした。小雨程度はもちろんの事、一晩中降っていた事、それなりの雨量が降り続いてしまった事もありましたが、雨漏りの様な事はありませんでした。台風の様な雨量は経験ないですが、そもそもそこまでの状況ではキャンセルや撤収を検討するので問題ありませんでした。(注意事項はあるので後で記載しますね)
③設営、撤収は?
これまた簡単!これは事前リサーチ通りでした。慣れればテントだけなら15分程度で設営することも可能ですよ。
④快適か?
とても快適です。メッシュ窓も沢山あり、白という事もあってか、暑い日でも予想以上に快適でした。広い空間という事もあり、熱もこもりません。少し驚いたのは結露しません!通気性?調湿性?も良く、これは凄くいいですよ!
⑤室内空間
大空間。これもまたすごく良いです。テントというより、ここまでくるともぅ部屋です!高さもあるので、身長180cmの私が立っても全然余裕があります。室内移動と着替えが楽!我が家にとっては結構重要なポイントでした。アウトドアにありがちな雨。そんな日でもこれだけの室内があれば結構楽しめますよ!
⑥ジップインフロア
フロアシートが着脱可能な為、カンガルースタイルを楽しむ事もできます。←最終的な決め手はこれでした。
“注意点”
①雨の日。
先程、耐水圧は心配ありませんでした。と書きましたが、これから購入を検討している方、まだ雨の日にキャンプをしていない方にお伝えします。コットン生地の場合、繊維が水分を吸い込み、膨張することで隙間を塞ぎ、雨漏りすることはありません。ですが、それなりの雨量を浴び続けていると、内側から触ると少し濡れているのがわかります。どういった事が起きるかというと、衣類やシュラフ等をテントの生地に密着させていると・・・ビショビショになります(汗)ビショビショは少し大袈裟だったかもしれませんが、衣類等が密着しているとテントの雨水が浸透するんですね。これは構造的にフライシートの一層型という事もあるでしょう。雨の日は荷物を少し、テントから離して置いて下さいね。
雨の日で困ったのはもう1点。出入り口の日差し?部分↓
は、小さく、傾斜も動線上に傾いているだけなので、雨の日に出入り口の目の前に靴を置いておくと・・・最悪、水瓶になっています。靴は濡れない位置を見極めておくか、中にしまう事も検討した方がいいかもしれません。確かに我が家のタープはテンマクデザインなので、NORDISK製のタープの様にシンデレラ連結とはいかないのですが・・・この点に関してはあまり触れている方がいないですが、Utgardあるあるじゃないのでしょうか?雨樋の様なモノを考えてはいるのですが・・・どなたか良いアドバイスがあったら御教授願います。
②デカイ、重い・・・
テント本体:約23kg、フロアシートとセットにもなると・・・約32kg!!にもなります!!!我が家はオートキャンプ限定なのであまり問題視していませんでしたが、重量と積載事情との相談は必要でしょう。
ここで特に注意をしなくてはいけない事は区画サイト!当然フリーサイトは問題ありませんが、区画サイトの場合8m×8m(ウトガルド+タープ+車)で結構ギリギリです。設営できましたが、工夫が必要です。※タープサイズ4,4m×5m
少し分かりづらいかもしれませんが、これが8m×8m区画サイト設営時の写真です。タープをコンパクトに設営しないと厳しかったです。
③乾燥、カビ対策
事前リサーチをしていた際にカビが発生しやすいので注意!との書き込みをよく目にしましたが、使用してみて思ったことは、しっかりと干してあげて、風通しを良くしてあげると、寧ろ一般的なポリエステル系のテントより乾かしやすいかも!?と思うことも。結局のところ、コットンテントに限らず、大型テントの購入を検討されている方は干せるスペースの確保が出来るかをよく考えた方がいいと思います。撤収時(雨)→帰宅後雨→数日間雨→1週間テントを干せず・・・なんて可能性もありますからね!我が家はカーポート下で干せますが、それぞれの対策は必要だと思います。
④寒さ対策
まぁキャンプなので寒い時期の寒さ対策は当たり前だと思いますが、Utgardはインナーキャビンを用意しない場合は、1層構造(フライシートのみ)に加え、居室空間がとても広いので、それなりの対策をしないと夜間はほぼ外気と一緒!なんて事も!!それだけが理由ではありませんが、結局我が家はインナーキャビンまで購入しました。
⑤虫対策
ジップインフロアの弱点なのでしょうか、凄く小さな蟻が侵入しやすい様に思います。蟻くらいで何だ!という声が聞こえてきそうですが、虫嫌いな嫁ちゃまにキャンプについて来てもらってる私としては結構大事なところです。色々と対策を考え中です。
⑥汚れ
汚れやすいというか、白なので汚れると目立ちますね・・・私は映えやすい木の下に設営!なんてお考えのあなた!木の実のシミは結構落ちずらいので注意して下さいね。こればかりはアウトドアなので割り切れる人が購入を検討してください。
⑦非自立タイプ
当たり前と言えば当たり前ですが、フレーム構造の自立テントとは異なり、ポールと貼り縄によって設営されるテントの為、ペグダウンが必須となります。当たり前だろ!!との声も聞こえて来そうですが・・・当然、自立テントも大抵はペグダウンするのですが、それは風等に飛ばされない為や、フライシートをピンと張る為ではないでしょうか?ワンポールタイプ等の非自立テントはペグダウンがしっかりとされていないと危険です。ペグの効きがあまい地質のサイトや河川敷のような、小石〜砂が多いような場所での設営には注意が必要です。(決して設営できない訳ではありません。←ここからペグ沼にハマっていくだけです)※ペグの話しもまたどこかで。
まとめ
人によって気になる点も多々あると思いますが、ある程度注意を払うだけで、最高に良いテントだと思いますよ!とにかく自己満足度はMAXです。それだけで買う価値あります!
皆さんからもこんなテントオススメです。の話が聞けると嬉しいです。